2001NPO法人地域デザイン研究会フォーラム資料(2001.2.3)

セクション6「もてなす・思いやる」


キーワード
  • サービス
  • マナー
「もてなす・思いやる」のエッセンス
  • お互い支え合える地域・コミュニティーが育まれていない
  • まちも人もホスピタリティー(もてなす心)を育む必要がある
  • 住むことのルールが不明確である
  • 生活するマナー、モラルがない、低下している

地域ニーズ(アンケートからのご意見)

会話・ふれあい

通学途中の子供がみんなに「いってきます」と言っている町

子どもが近所の人々から叱られる・遊んでもらえるまち

家庭のみならず、外でも誰か大人が見守っている待ちがいいです。どうして、近頃の大人は、他人の子供を見て見ぬう振りするのでしょう。

地域活動

男が自治会活動に積極参加すべき

元気なエネルギーやネットワークを街で生かす。

隣近所との交流が持てて落ち着きゆとりのある街

子供会活動などで、伝承遊びなど学ぶ体験する場があればいいと思う。

地域の青年たちが知恵と力を寄せ合って頑張る様子が見られないのは、彼らに活躍する場を与えない方に問題がありそう

元気を出してより良い制度や仕組みをみんなで作る。

地域をデザインするのは,地域に住む人

今以上の地域住民の社会参画が必要。傍観民主主義がはびこる現在の、我が地域。物質面で豊かになっても、こころが共わなければ豊かさを永遠に感じることは出来ない。

道路が遊び場になるような街

高齢者が集える場所のある街

ニューヨークのドッグランのように、犬を自由に放して遊ばせる場所があればと思います

人と集える場所が欲しい

人とふれあう場(健康増進施設など)の増設

若者、とくに学生が集う場所が少ない。若者はミナミやキタまで行っている。

学校グラウンドの一般開放

新たな出会いを創出する身近な場所

近隣の人々とのコミュニケーション、心の繋がりのあるまち

互助の精神が豊なまち。

まちの誰もが主人公のまち

まちを好きな人が増える(長岡京市大好き!)

地域住民の人々が、愛することの出来る地域を作ること。

知識人・文化人等尊敬に値する人達が住む街。

「街づくり」には多少の関心があっても、「まちづくり」には大方が無関心というのが現状

祭り

だんじりやスペインのトマト投げみたいな、町全体でストレスを発散できるようなもの

池田市は"植木の街"をテーマとして以来、駅前公園でイベントしたりでにぎわっているのをみて、とてもよいことだと思う。これからも励んでほしい

20世紀の都市計画思想

K・リンチ「都市のイメージ」(1959)

 都市の意味論:人間が街を認識する5要素(ランドマーク、ディストリクト、ノード、パス、エッジ)

都市デザイン研究体「日本の都市空間」(1968)

 伝統的な日本の都市空間を形態から分析し、原理・技法・要素として整理

C・アレグザンダー「パターンランゲージ」(1973)

 都市の言語体系の再構築:場所の持つ特質をさまざまな形容詞によって表現
 すぐれた場所の形態を253個のパターンとして抽出。さまざまなパターンを合目的的に一つ一つ実現していけば、都市はゆっくりと、しかし確実に場所を形成していく


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