<2>復興庁石塚復興推進官に聞く

<1.各市の状況>

(1)気仙沼

(2)南三陸

(3)女川

(4)石巻

(5)東松島

<2.石塚談>

  • 定期的にやってくる自然災害に対し、秩序(ルール)があったが、社会がづれを起こした結果。東北大震災は、そんな日本(価値観)を変えるチャンス

  • だんだん育ち、よくなっていく街づくり(時代・年輪)←テープカットはダメ

  • 復興計画も完成形の絵はよくない

  • 土地所有制度も考え直すとき

参加者からのコメント
  • 縦割り行政をつなぎ、地域に最も適切なメニューを提供し、予算化するという機能は大きい。特に地方にとって復興の思いは個々であり、表現力にも限界がある。それを施策、予算という形に結び付けていく役割は重要で、ヒューマンな人柄が最も発揮できる場だ。

  • 地震も津波も自然現象、現在の日本では昔からの知恵をうまく伝承せず、ズレた所に居住することで起こった被災の面もあったのではないかと感じられた。

  • 都市計画、まちづくり、地域づくりにはその土地の過去の歴史、災害の歴史を踏まえることが大事。今回の大震災&津波被害は、見方によっては日本の価値観を変える機会、新しい切り口のまちづくり(育てていくまちづくり⇔竣工が終わりではなく、始まりのまちへ)に繋がる契機ともなる。


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