私のスケッチ帖24 金田徳蔵
「鉄道のある街」
南海 諏訪ノ森駅舎
1907年(明治40年)北浜寺駅として開設。その後、諏訪ノ森駅に改称し、1919年(大正9年)に現在の木造駅舎が建てられている。前回の浜寺公園駅と同じく関西の高級邸宅街であり、阪神間モダニズム的雰囲気の諏訪ノ森駅本通商店街の一角にある。1998年国の登録有形文化財に登録され、「近畿の駅百選」に選ばれている。
入り口の上に並ぶ小窓のステンドグラスは、松並木のある海辺の向こうに淡路島が見える風景画が描かれている。
この駅舎も連続立体化事業に伴って、新駅正面の脇に移築されることになっている。