私のスケッチ帖28 金田徳蔵
「鉄道のある街」Ⅵ
南海・高師浜線 高師浜駅
百人一首の「音に聞く高師浜のあだ波はかけじや袖のぬれもこそすれ」(裕子内親王家紀伊)に歌われたこの地に、1919年(大正8年)南海の支線として駅が開業している。
1970年に高師浜線高架時に解体される予定だった駅舎ですが、地元の熱意により残されたのです。正面入口上部には、美しい海辺の風景がステンドグラスで描かれていて、大正モダンを感じる駅舎です。
※このスケッチ帖に描く場所(鉄道駅や沿線の街並み)の提案を金田まで一報下さい。