私のスケッチ帖31 金田徳蔵

「鉄道のある街 ⅸ」

貝塚・水間寺

 今年の現地シンポジュウムは貝塚市の水間鉄道がテーマであり、同鉄道沿線の駅舎を紹介するのが本来ですが、潮騒107号で「水間観音駅」を紹介したため、今回は水間鉄道を作るきっかけになった「水間寺」(水間観音)そのものを紹介します。744年(天平16年)行基菩薩によって開山されたこの寺も、豊臣、徳川の戦乱の時代を生き抜け、お正月や節分には多くの参拝客で賑わいをみせる観音寺です。今東光和尚がいた頃は、話材の多い寺でもありました。近くに奥水間温泉や「ほの字の里」があり、行楽シーズンは和泉葛城山の登山口として賑わっています。


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