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旅ゆけば・・・

魅惑の!?「ドバイ}

中尾恵昭

 今年(2018年)2月、アラブ首長国連邦に行ってきた。いつもながらの手作り旅で、男2人ツーリストで航空券と宿を手配し、現地での行動は「1dayチケット」などで公共交通を利用し、砂漠に咲いた花-ドバイ、シャルジャ、アブダビを駆け足で巡ってきた。

 ドバイではブルジュ・ハリファ(830m)を初めとする超高層ビルの林立、ブランド品で溢れるショッピングモールに目をみはり、一方では町の起源である下町オールド・ドバイのスーク(市場)で値段交渉(0.4掛け)を楽しんだ。眩いばかりのゴールドスークも魅力いっぱいだ。

 街は若者が大勢で、多種多様な人種のビジネスマン(ウーマンも)が大股で闊歩し、活気に溢れ、まだまだ成長が見込める様子をまざまざと見た。事実、街中にまだまだ多くの空閑地があり、至るところでビルが建設中で、それに伴うインフラ整備は途方もなく続くように思われる。

 以下はトピックスである。

<治安>

▽良い。街の独り歩きも大丈夫。夜、女性の単独行も見かける。街やプラットホームで浮浪者は見かけない。

<交通>

▽タクシーは安い。1kmで12Dhs、20分飛ばして40Dhs。※1Dhs(ディルハム)=30円▽「1dayチケット」でメトロ、トラム、バスが乗れる。▽女性・子供が常に優先。席の前に女性が立つとスッと立ち上がる。お見事。

▽飲食、居眠りに罰金が課せられる。

<飲食>

▽酒類は街内では一切買えない。バー、レストランではOK。

▽オールド・ドバイの屋台で7Dhs(2人)で食事するが、ノンプロブレム。

▽街の食料品店は安く、チョコレート、ナッツ類の量り売りがお得。

<ホテル>

▽我々は世界一ビル近くのエコノミー。早朝プールから見る830mは圧巻。

▽ただ、あのヨット型ホテル、ブルジュ・アル・アラブは7ツ星で宿泊客か予約客でないとフロント、ロビーさえ入れない。そこでのアフタヌーンティーが15,000円だそうな。

<特にお薦め観光>

▽ブルジュ・ハリファとドバイマウンティン、モノレールで行くパーム・ジュメイラ、オールド・ドバイでアブラ(渡し船)にぜひ乗船を(1Dhs)。遊覧ヘリコプターでドバイを上空から俯瞰(12,000円) 

急激な発展による街の今後に危惧もおぼえるが、「現実の姿はすごい!」、末恐ろしい。一見の価値あり。ぜひ訪問してみてはいかがでしょうか。


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