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旅ゆけば・・・

まちあるきは楽しい

新島健士

5年ほど前、夜中に大量下血し救急車で病院へ、即入院となった。それ以来宿泊を伴う旅行は自粛している。旅行に代わってもっぱら「まちあるき」を楽しんでいる。

マンションの老人クラブに「まちあるき会」があり、入会した。会員は40名強、年齢は60歳代から101歳まで、ほとんどが70歳、80歳代であり、男性では私74歳が最年少である。昨年4月代表世話人に推挙され引き受けた。年間10回程度の行事を企画するが、これがなかなか大変である。行き先とテーマを考え、図書館やインターネット等で概略の予備知識を得て、次は現地の市町区役所に出向き資料をもらい見どころ等をヒヤリング、現地踏査は2・3回、1回目は地域を把握するため行ったり来たりで2万数千歩、2回目は交通機関のバリアフリー、食事処を見定め、トイレ休憩の場所を確認するなど着眼点はいくつもある。3回目は会員の皆さんを案内するつもりで全コースを踏破する。会員に行事案内を配布し準備は完了。行事当日は天候が良いことが一番。無事に樟葉駅に帰着し、皆さんから楽しかったの言葉でほっと一息をつく。これが最大の楽しみである。

ちなみに、最近の「まちあるき」は次のような内容で企画実施した。5月は「平野郷のまちあるき 環濠自治都市と大念仏寺万部おねり」食事は「がんこ平野郷屋敷」。6月は「住吉区のまちあるき 住吉大社御田植神事、帝塚山の街並みと熊野街道」9月は「大正区のまちあるきと大阪市の渡し舟」4カ所の渡し舟に乗りました。10月は「向日市のまちあるき 史跡と竹の径」乙訓古墳群と竹垣の道。11月は「福島区のまちあるき 新旧の街並みとななとこまいり」他に福沢諭吉誕生の地・松下幸之助創業の地・中央卸売市場など。どうですか、皆さんも参加したくなるような企画行事でしょう。

今は2・3月の行事計画と、2019年度の全体計画を検討しています。街道歩き、伝統行事、名所旧跡、企業見学、企業博物館等を取り入れた変化に富んだ楽しい行事を考えています。 


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