〜四国高松「丸亀」現地シンポ開催される(速報)〜
高松丸亀町商店街における民間主導のまちづくり
岡村隆正
去る11 月11 日(土)〜12(日)にかけて、地デ研総勢14名で四国まで押しかけてきました。以下そのときの状況を速報します。なお、現在、地デ研として「提言書」を取りまとめ中で、できるだけ早く送付したいと考えています。ご意見をどしどしお寄せください。
今回は、地デ研メンバーの前田秋夫様が段取りをしてくれ、向こうの対応もすごく丁重なものでした。
紙面を借り前田様にお礼申し上げます。
[参加者]
香川県商工政策課2 名、高松市都市再開発課3 名(課長補佐宮崎弘様他)、丸亀町商店街3 名(再開発担当常務理事明石光生様他)、コンサルタント2 名(鰍ワちづくりカンパニー・シープネットワーク西郷真理子様、森ビル田中敏行様)
地デ研:平峯、岩本、鎌田、前田、友田、中尾、中出、岡村、小山、新島、中江、大上、松島、伴中[行 程]
(11 日)8:30 大阪駅集合・車に分乗→12:45丸亀町到着・昼食(おいしい讃岐うどん)→13:30 商店街事務所会議室でシンポジウム・現地確認後→19:00 塩江温泉・懇親会
(12 日)大窪寺(四国八十八ヶ所八十八番)→うだつの街並み(脇町)→阿波の土柱→鳴門大橋(橋から渦潮見学)→明石大橋経由帰阪
[シンポジウム]
- 現地シンポジウムの意味(平峯)
- 地元の取り組み(振興会理事長)
- 再開発事業へのこれまでの取り組み(明石光生様)
- 香川県の取り組み
- 高松市の取り組み
- 質疑・意見
丸亀商店街
シンポジウム
左から森ビル都市企画(株):田中俊行氏、丸亀町商店街振興会常務理事:明石光生氏、同理事長:中川充正氏、(株)まちづくりカンパニー・シープネットワーク代表:西郷真理子氏[ 概 観] (詳しくは提言書をとりまとめた後で報告します)
構想図
- 高松市の中心商店街の、そのまた中心にあたる470m の商店街
- 駐車場経営を成功させるなど振興組合が活発な商店街
- 売上約230 億円、組合予算約5 億円とまだまだ元気
- 商店街自身も美しく、道路幅員も結構ある(心斎橋の倍くらい)
- しかし、周辺での再開発(サンポート高松など)や郊外SC の台頭に危機感
- 商店街が元気な内に商店街が主体となって本格的な再開発に取り組む。これは良いことと思う。
- まちづくり会社を設立し、再開発後の床を取得・管理することを予定
- 7 ブロックに分け、内3 ブロックを市街地再開発事業
- 絵を見てびっくり。住宅を上に積むのは良いとして、商業床が地価1 階から3 階まではあまりに過大では?ビルの規模も?
- 人の流れ、都心交通、経営責任と行政責任(リスクマネージメント)は再考が必要では?
- 絵は森ビル、コンサルも東京、その背後も自らの政策のモデルとしたい霞ヶ関の建設・通産の若手官僚。ちょっと危険を感じるのは私だけ?
[お願い]
- 提言のトーンがちょっと悩ましいかもしれないと思っています。ぜひ、ご意見をお寄せください!
- なお、来年の現地シンポの候補地もお知らせください。去年のプサンに引き続き海外でとの声もあります。
うだつの街並み(脇町)
脇町にて