平成14年度研究分科会活動の方針
研究担当 南健志(大阪府)
平成14年度の研究分科会活動方針について、総会、ワークショップの議論を経てほぼ固まりましたのでお知らせします。
本年度は、4分科会を設置しています。各分科会とも分科会のさらなる発展を目指して、活動を活発化していきたと考えますので、継続の分科会においても、サブテーマを新たに設定するなど新規メンバーが入会しやすい環境を整えておりますので、皆様方の参加をお願いします。
- 研究分科会の設置目的
自己研鑽をベースとする会員自身の知見の向上を図るともに、会員の業務活動や地域活動に還元することを目的とする。
また、研究成果についてはワークショップなどによりレポートとして積極的に発表し、あわせて分科会外との意見交換を通して研究を深化させる。
- 研究分科会のテーマ設定と組織体制
下図に示す体系のもと、平成14年度の分科会活動は平成13年度までの分科会活動を加味して、4分科会体制とする。(1)「まちと中心」分科会(主査・中出)<継続>
キーワード:まちの交流機能とその活性化
(2)「まちと個性」分科会(主査・茂福)<継続>
キーワード:まちづくりキーマンと個性のあらわれについて
(3)「まちと居住×ゆとり」分科会(主査・尾花)<継続>
キーワード:都市の居住環境
(4)「新しい都市の開発手法」分科会(主査・南)<新規設立>
キーワード:新しいパラダイムのもと、新しい都市の開発思想を
※「まちとマネジメント」分科会は、いったん終息。ネットワーク(オンライン)分科会として、テーマを再設定して清水主査をリーダーに試験的に実施
平峯代表コメント(H14.7.13ワークショップでの総括)
一番必要なのは「こんなことは問題だ」と認識できること。街をみて、これでよいのだと思っている人がたくさんいるのが問題。関西の人間が問題を意識していないことは問題。これは絶対おかしいと意識すること。まちづくりの題材は身近にたくさんある。そこの検証をしっかりすることが必要。