ペンリレー

はじめての異動

寝屋川市 梶 弘延

 異動になってしまいました。寝屋川市に奉職し早や20余年で初の異動です。都市計画室から都市再開発事業室へ、似たような名前で仕事の内容も大きく変わらないような気もしますが、私としては生まれて初めての経験ということもあり、大きく環境が変わったという感があります。
 異動から早や約2カ月を過ぎようとしています。まだまだ勉強不足でわからないことばかりですが、新しい環境にようやく慣れてきました。この間に感じたことのいくつかについて、率直に書いてみたいと思います。異動などを数多く経験されている諸先輩方には低レベルな内容になり申し訳ありませんが、ご指導などいただければ幸いです。
 まず、前職中の仕事がやっぱり気にかかります。特に、後任から相談などを受けると自身の経験や考え方を説明することに熱が入ってしまいます。なかなか頭(気持ち)の切り替えがすぐにはできないものです。次に、前職では知らずうちに「古株」になってしまい、経験や知識の面では当然ながら豊富になるため、後年はややもすれば傲慢な態度があったかもしれません。
 新しい職場になり、自然と謙虚な気持ちで接することができるような気がします。いまさら調子が良すぎると言われればそのとおりです。しかし、早く担当となった仕事についてしっかりとした意見や考えを持ち、「存在価値」を発揮していきたいと思っています。
 異動をしてから非常にたくさんの方々と知り合うことができました。その中には以前からお知り合いの方もおられますが、初めての方も少なくはありません。これも異動をしたひとつのメリットかなと思っています。
 事業推進のなかでCDKの会員の皆様にお世話になることもあろうかと存じます。人のつながりの大切さをあらためて感じています。


HOME  潮騒目次

 

 

inserted by FC2 system