事業計画など決まる
第8回通常総会
NPO法人地域デザイン研究会の第8回通常総会が5月26日、大阪府私学教育会館で開かれ、2007年度事業計画などを決めた。役員選任では新たに下条章義氏が理事に選任された。
2007年度活動の基本方針は、@情報発信の強化(潮騒の充実、HPの充実)A研究活動の強化(研究成果を世に問う、研究成果の製本化等)B他機関との共同事業や受託事業の掘り起こし−の3本柱からなっている。分科会活動では、新たに「公共交通分科会」を発足させる。
2007年度事業計画の概要は次の通り。
<事務局>
▽事務局会議(概ね年12回)▽拡大理事会(概ね年6回)▽NPO検討会議(概ね年1回)→(仮)シニア・タクスフォース新設の検討▽総会(2007年5月26日)
<企画>
▽現地シンポジウム=テーマは再び「海東英和高島市長と意見交換」(仮称)、2007年9月7日〜8日(予定)
▽2008年フォーラム=テーマは「第2弾 本音で語る行政のあり方 何を優先すべきか」(仮称)、2008年2月9日(予定)
▽講演会=テーマは「人口減社会に求められる都市政策」(仮称)、2007年11月10日(予定)
<広報>
▽潮騒の編集・発行=印刷の充実(オフセット印刷)による紙面ビジュアル化、記事の充実、季刊とし年1回程度は研究報告等による特集を盛り込む、賛助会員の広告掲載試行
<研究>
▽原論分科会=テーマは「環境都市計画に向けて」(仮称)、今年度1年をかけて今までの集大成→製本化→チーム編成
▽研究分科会
- 「まちを視る」分科会
- 「まちと宗教施設(STUDY21)」分科会
- 「公共交通」分科会(仮称)の立ち上げ
- プロジェクト研究会議
▽ワークショップの開催=研究報告・討論会等、日程は未定
<受託>
・全国都市再生モデル調査「住民の目線からみたモビリティ充足度調査」の提案(現在提案中)
・他機関との共同事業や受託事業の掘り起こし
研究分科会2007年度活動方針
【原論分科会】
原論分科会では、まちづくりに生かせる環境技術について学び議論しています。今年度も自然環境や都市環境に有効な多様な技術・研究について研究者を招き、意見交換していきます。おもしろい研究を探しています。情報提供をお願いします。(道下)
【まちを視る分科会】
「まちを視る」分科会では、まちを視ることを原点に、特色のあるまちを実際に訪れて視て歩きます。今年度は3回程度のフィールドワーク(話題提供、意見交換、現地視察など)を予定していますので、決まり次第ご案内いたします。(茂福)
【まちと宗教施設(STUDY21)分科会】
「まちと宗教施設」分科会では、町および宗教施設等の見学を行う傍ら、本会員等を対象として、平常の宗教心についてのアンケート調査を行ったが、その分析で顕著な傾向が読みとれず、新たな方向性を定めるため、目下再考中である。(高岡)
【公共交通分科会】
参加者募集中 総会で承認され、正式に発足します。どうぞ趣旨・活動方針にご理解をいただき、積極的な参加をお願いします。日々の都市生活をとおしての我々の問題意識が公共交通をよりよいものにする原動力になるものと考えます。具体的な改善提案をしてまいります。(岡村)