積極的に参加しよう

地域デザイン研究会 研究分科会紹介

◆宗教施設とまちづくり分科会(STUDY21)

 まちの中での宗教施設の役割を再考しようと平成15年に発足、今年で10年を迎えます。活動は、フィールドワークを中心とした2カ月に1回程度の例会と年1回の研修旅行です。昨年度の例会では、出雲神楽観賞、御綱祭り・御田植祭見学、正倉院正倉整備工事見学そしてまちを視る分科会に参加して奈良きたまちの活動を見聞しました。これまでの研修旅行では、「修験道」をテーマに戸隠、出羽三山、国東半島と英彦山、石鎚山等とその周辺の神社仏閣を体験・拝観しました。今年度は、夏合宿では歴史文化の中継点であった壱岐・対馬紀行を計画。また例会は、パワースポット巡りによりその集客の源泉、地域との関わり等を調べます。

活動例 ○「神々の国しまねの神楽」を鑑賞 ○石鎚参拝記

◆まちを視る分科会

 まちを視ることを原点に、テーマを決めて特色のあるまちを実際に訪れて見て歩き、まちづくりに関わった人からお話しを伺い、アイディアの発掘、知識の吸収、人脈ネットワークづくり等を目的としています。2005年から今までに10カ所以上のまちを見て歩きました。年間2〜3回程度実施しており、通常、関係者から1時間程度説明を受け、その後にまち歩きを2〜3時間程度行い、最後に懇親会を行なっています。今年の1回目は5月18日に「省CO2のまちづくり」をテーマに近鉄あやめ池遊園地跡地開発のフィールドワークを実施。2回目は秋頃を予定しています。

活動例 ○「奈良きたまち」FWレポート ○「伊丹まちなかバル」FWレポート

◆公共交通分科会

 安全で快適な移動を確保するには、公共交通の充実と利用の促進が必要であるが、現実は、クルマ利用のため、公共交通の利用縮小→公共交通のダイヤ縮小→さらなる公共交通の利用縮小→不採算により廃業、というマイナススパイラルに陥っている現状で、交通問題をどう解決していくか、これをテーマにしています。12年度は、河南町における地域公共交通パートナーシップ事業について、促進策を検討しました。13年度も公共交通の存続などについて検討していきます。


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